―「メイド喫茶元オーナー・ヒロN『脱・非モテ講座』」は、メイド喫茶元オーナー・ヒロN氏が、メイド服を脱いだ素顔の女の子と接して得たノウハウを非モテタイムズで教えるコラム。第93回です。―
これは、1月27日、この非モテタイムズの<童貞・処女の生態・非モテの恋愛>に取り上げられた、近藤さんのコラムです。
かいつまんで説明すると、つまり、近藤さんは、デートの時などに、男子の方が食事代を出すのは当然、という風潮が、どうしても納得できない。で、そういうのを、当然と言う「おごれ女」なんか大嫌いで、そんな奴を抱く気にはなれん。という主旨の発言でしたね。
そういうのが非モテ発言であるというのは承知の上なんだそうです。もっと言えば、童貞というのは、「女を抱きたくても抱けない奴」ばかりではなく、自ら「抱かない」という人間もいるんだ。という主張も入っていましたね。
まあ、他人の女の子の好みなんて、どうでもいいんですが、以前、「デート代ぐらいは、男子が持とう」と、この講座でも書いていた僕としては、「聞き捨てならん話」だ!
と言うほど気張ってるわけではないんですけどね。でもさ、この話、どう読んでも、近藤さんの妄想であるように思えてならない。実際に、近藤さん、女の子から、「デート代は当然男持ちでしょ?」と言われたのかな。そんな「おごれ女」なんて、僕は実際には会ったことない。
そりゃあ、「自分から誘っておいたくせに、会計の時、割り勘ね、とか言われて、しかも、1円単位まできっちり取られて、なんてせこい奴だ!と思った」とか言う女の子の談話は聞いたりしたこともあるし、僕自身が「デート代くらいは男子が持とう」とか言ってるわけだから、そういうことがありそうだけど、裏を返すとですね、じゃあ、女の子は、おごってくれるからと言って、好きでもない男子とデートしたり、食事をしたりするのか?と言いたいのですよ。す
ごく好きか、少々好きかは別にして、少なくとも、二人で過ごしてもいい、という相手だから来るんでしょ。それから、女の子は、その男子に興味があって、どんな男で、自分のことをどれだけ好きなのか、確かめたくて、一緒に食事したり、デートするんじゃないですかね。飯をおごってもらうのが目的じゃないよ。水商売のアフターじゃないんだから。
だから、おごってほしかったから怒ってるんじゃなくて、女の子は、その男の小ささやケチくささ、それから、自分のことを大して好きじゃないんだな、と思って失望して、文句を言うんであります。ちぇ、こんな男とデートして時間を無駄にした、と。
それをわかっていて、その上で、「おごれ女なんか抱く気になれん」と言っているのかな?僕は、このヒトに聞いてみたい。アナタは、女の子が、男子に、どんなに期待して、どんなに真剣な気持ちで、デートにやってくるか、を知っているのですか? 女の子は、男子に、ものすごくものすご~く期待してるんだよ。この男は、どんなに自分を幸せな気持ちにしてくれるんだろうか?と。飯のことなんかじゃないんだ。
それなのに、肝心の男の方が、飯代をどっちが持つかなんてことにこだわっていていいのかね。そして、そんなことで、女の子を抱けるだの抱けないだの、好きだの嫌いだの。女の子がかわいそ過ぎるよ、これじゃあ。前回でも言ったけど、女の子との付き合いは、損得じゃないんですよ。
それから、気に入らんのは、「童貞ですが」とかわざわざ自分で前置きしてること。「おごれ女が嫌い」という主張と、童貞って何の関係があるの? 自分が童貞であろうがなかろうが、自分が「デートの時、女の子の飯代まで払うのはいやだ!」というなら、別に、そう言ってればいいんであって、童貞であることなんか関係ないじゃないか。なんで、そんな前置きするんだ! 全国のまじめな童貞にあやまれ! (ちょっと感情的になってしまった)
僕の知っている超美人の女の子は、こんなこと言ってました。「おごってやるって男はいっぱいいますよ。でも、高いフランス料理とかに連れて行こうとする奴は断る。ちょっと高い飯おごったからって、そんなことくらいで、エッチしよう、彼女になれ、とか言い出す奴が多くて、あたしは、そういうセコイ奴が大嫌いだからです。」この発言の意味、女の子の気持ち、君にわかるかな?
あと最後に、近藤さん、あなたのネタをパクッちゃってすんませんでした。もしよかったら、僕のネタもパクッちゃってくださってかまいませんから。
さて、次回は、パクらないで行こう!
このところ、お説教めいた話が続いたっぽいので、ちょっと趣向を変えて、こんなお話。
「ヒロNが見た!素顔のメイドたち」
さて、どんな女の子たちが出てくるのか、お楽しみに!
(ヒロN)
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ヒロN
コラムニスト。コピーライター。プランナー。1958年生まれ。生物学的にはおっさんですが、精神年齢的には、中学生程度です。2005年から2008年 までメイド喫茶を経営。その経験を活かし、「女の子の取扱い説明書」なる本を書きました。著書「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」「男 のダイエット」「脱力系シニアライフのすすめ。」(いずれも無双舎刊)・ヒロN氏のブログ 「ヒロN式!」
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